翻訳方針が元の語に対して厳格すぎる
追記じゃちょっと厳しいでしょう。現在の指針はひとつひとつの「言葉」を何よりも尊重するよう求めている内容です。全く違う構造の言語なのに、原文と訳文に含まれる単語が一対一になることを強く求めたのが今回の問題なのです。元の言葉はもちろん大事ですし、ちゃんと要所要所を抑えなければなりません。意訳であっても本当に同じ意味かと首をかしげたくなるほど大胆なものは当然不要です。ただ、「言葉」を最優先するなと言っているのです。「原文の尊重」ではダメだ、と。
機械が翻訳するわけではなく人間が翻訳するのですから、逐語訳である必要はありません。原文の意味を理解するよう心がけ、先ず何よりも「使う側が理解出来る」内容とすることを重視すべきです。元の語が違っていても、指し示す対象が同じであれば同じ訳語を適用するくらいの柔軟さはあっていいでしょう。
元の考えとそれに対する反対者の考えを踏まえつつ指針を書き換えて行こうかと思いますが、追記では済まない、と言うことを申し上げておきます。
私はそれなりにソフトウェアの翻訳にかかわっていますけども、用語の揺れは非常に多くの問題を孕んでいると認識しています。《「原文の尊重」ではダメだ、と》という意見にはまったく賛同できません。もちろん、《原文と訳文に含まれる単語が一対一になること》ということが必ず言えるということはMarine-Blueさんの仰るように当然ありませんし、必ずしも原文と同じ文書構成が最適ということは言えません。それは言語が異なるので当たり前といえば当たり前です。しかしながら、《「原文の尊重」ではダメだ》と言い切るのもまた、ダメじゃないかなー、と思っています。大事なのはさじ加減ですよ。(まあ、それは理解なさっていて、そういう意味で書いているのかもしれませんが、一応指摘しておく)
加筆じゃなくて改変でもいいのでざっと書き換えていただいた方がいいと思いますのでよろしくお願いします。たぶんそれをたたき台にして、どのあたりが落としどころになるのかということを検討していけばいいんじゃないかと。
単語を1対1にしておく意味の1つは、元メッセージが使い分けている以上、そこの使い分け(元メッセージの作者≒開発者の意図)を翻訳にもきちんと反映させることが目的です。
もちろん、利用する側にとって使いやすくというのも重要ですが、一方で、元メッセージの意図をきちんと劣化することなく伝えるということも重要です(お分かりだと思いますが。 どちらが先かというのは、議論してもなかなか答えがでないところでしょうが、私個人としては、元メッセージの意図を伝えられない地域化/翻訳に意味はないと考えます。
また、この辺りは理解されていると思いますがあえて追記しておくと、「原文を尊重する」ことは、必ずしも「逐語訳をする」こととは等しくありません。「原文を尊重」はあくまで「原文(の伝えようとしていること)を尊重する」であり、その文章構造その他をそのまま反映させろと求めてはいません。
あと、指針の書き換えは、追記ではなく全面改稿でも問題ありません。
しかし注意しておいてください。この指針はなによりも「迷った時の判断材料」にするためのもの、つまり、MediaWikiの翻訳(あるいは、translatewiki.net)の雰囲気に慣れていない人たちが参考にするものです。そういった人たちにとって役に立つ(「くうきよめ」ではなく、具体的に判断できる)助言をお願いします。
実際の訳が殆ど逐語訳としか言えないほど悲惨なものだと申し上げております。原文そのままに翻訳しろと言うから原文に含まれる言葉しか翻訳できないことになって逐語訳にしかなってない、と。「元メッセージの意図を伝えられない地域化/翻訳に意味はない」とおっしゃいますが、実際にあなたの翻訳は言葉ばかりに重きを置いて意味が分かりにくくなっているから問題になっているのです。自分の訳に対するクレームについてどう考えているのでしょう。
「原文中にない情報を追加したり、存在する情報を翻訳しなかったりしないでください」のどこが原文の伝えようとすることを尊重してるんでしょうか。原文を言葉通りに翻訳しろと言う意味にしか取れません。実際に翻訳された文章を見ても原文の言葉ばかりを重視する内容となっており、無駄な制約が掛かって分かりづらい文章になっています。
迷った時の判断材料と言う点については了承いたしました。
「酷い翻訳だ」と指摘されたことについては、素直に反省し受け止めています。が、一方で、それは果たしてどこまでが単純な「変更に対する拒絶反応」なのか、測りかねています。 基本的にtranslatewiki.netも「ウィキ」ですから、変更に対して問題があると思われたら、それに対して修正を加えていただければ良いわけです。ここで曖昧にクレームを言われるよりも、そちらのほうがお互い手間も時間も省けます。
「原文を言葉通りに翻訳しろ」という意味にしかとれないように誤解されるのであれば、たぶんおそらく、指針の意図していることをうまく伝えきれていないのかもしれません。その点に関しては、指針の書き方も改善する必要があると思います。 しかし一方で、原文の意味するところのみを抽出し翻訳してそのまま伝えようとした場合に、それが非常に分かりづらいものであるならば、それは原文から修正されるべきで、翻訳だけで対応することは、むしろMediaWikiの使用感の改善には役立ちません。それが「原文を尊重しろ」という意味です。
「変更に対する拒絶反応」などという解釈をしている時点で、「素直に反省し受け止め」られていません。
ただただ、翻訳が酷いのです。青子守歌さんが日本語話者であるのかすら自信がなくなるほど酷いのです。 誰がやったのか確認するまでは「荒らしか!?」と思うほど、酷いのです。
はっきり言って、青子守歌さんがするくらいなら、「誰もやらない」すなわち英語のままほうが「はるかに」マシです。 ですから、もし、これ以上まだ何か主張したり弁解したりするつもりでしたら、青子守歌さんにはここから撤退して いただいたほうが良いと思います。
(昨年、translatewikiのやり方が「気に食わない」として撤退しましたが、ちょっとあまりに酷いので
年内を限度に一時的に復帰することにします。)