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翻訳方針が元の語に対して厳格すぎる

翻訳方針が元の語に対して厳格すぎる

訳語をある程度統一するのは良いんですが、ちょっと意訳を駆逐しすぎじゃないでしょうか。

例えばウィキペディア日本語版の井戸端でも意見が出ている「無作為ページ」ですが、元の語には厳格でもパッと見では意味が通じないと思います。従来の「おまかせ表示」のほうがまだ分かります。もちろん「おまかせ表示」を見直す余地があるかないかは別の話です。

元の語に忠実であることばかりを求め、分かりやすいかどうかが二の次になっている印象です。こんな逐語訳であれば母語話者に翻訳を求める意味なんてないと思います。忠実に翻訳することよりも如何に意味を分かりやすく伝えるかが大事なんじゃないでしょうか。

Marine-Blue [ talk contribs ]11:27, 7 December 2010

Marine-Blueさんの意見に賛成します。意味のわからない翻訳をするぐらいなら、英語そのままの方が良いと思います。また、訳語の統一にしても「Patrol」を巡回とするのはどうかと思います。他にも色々難有りの感じがします。

Vigorous action12:10, 7 December 2010

「有効期限を無期限」だの、日本語としておかしい文章が多数あります。訳語を統一するのはいいですが、機械的に当てはめていくだけではよい結果をもたらさないのでは思いますし、ある程度の自由さは必要でしょう。

赤の旋律12:13, 7 December 2010
 

そうですね。原文尊重・機能類推の回避は、翻訳者や日本語母語話者でない人々にとっては楽なのかもしれませんが、かえって分かりにくくなってしまっています。それらを求めるあまり訳文が意味不明になっては本末転倒です。

Ohgi12:38, 7 December 2010
 

この翻訳指針は、迷った時(特に、翻訳を始めたばかりの人)に利用してもらうことが前提なため、そのようにしてあります。ここを守りつつ、かつ、良い翻訳が出来そうであれば、提案あるいは実行していただければ良いです(冒頭にもありますが、これはまだ草案段階で、かつ指針なので、絶対不変なものではありません)。 例えば、機能類推にしても、「原則はこれ、でもこういう場合はこれ」と客観的に判断出来るなら、それもありでしょう。 必要なことは、翻訳の方向性が統一されて、それがきちんとこの指針に反映されることです。

どちらにしても、

  1. 指針の方向性自体に問題がある
  2. 具体的なメッセージについて問題があると思う

この2点については、いずれも「問題」を「改善する」案を、前者はこのページで議論し、後者はそのメッセージのトークで提案または変更し、変更した場合は指針側にそれを反映させてください(翻訳を変更するだけは決してやらないように-統一性を崩す原因になります)。

次のMediaWikiのリリースまでまだ時間はありますから、それほど焦る必要はありません。

Portal:Ja/Standardizing MediaWiki Translationにご協力いただきありがとうございます。

aokomoriuta14:35, 7 December 2010
 

Marine-Blueさんの主張がよくわかんないので表現を改めてもらえるとありがたいです。私の感覚では《翻訳方針が元の語に対して厳格すぎる》と《ちょっと意訳を駆逐しすぎじゃないでしょうか》は相反することを述べていると理解できます。原文に厳格ではないものが意訳なはず。

まず、訳語の揺れを極力少なくしようという方針は問題ないと思います。この点はMarine-Blueさんをはじめ、他の方はどう思いますか?

次に、どこまで原文に忠実に訳すのか、あるいは原文をある程度無視して日本語として適切なものを選ぶのかというところが問題なんでしょうけども、これは流石にそれぞれの機能を鑑みて、個別に検討せざるを得ないとは思います。まあ、どっちに重心を置くのかということは決めた方がやりやすいんだと思うけども。で、今のPortal:Ja/Translation Guideline/MediaWikiでは原文に忠実にしようという方向なわけですが、そのことに対して異論があるということなんでしょうか?

最後に、《例えばウィキペディア日本語版の井戸端でも意見が出ている「無作為ページ」ですが》は無関係な事例だと思います。この訳は私はかなりダメな訳だと思うし、仮に「原文に忠実に訳す」という方針にしておいたとしても、この訳にすべきではない事例だと思う。「無作為ページ」は特に異論がなければ後で差し戻しておきます。

iwaim15:05, 7 December 2010

Randompage ("Random page")については、そのトークに投げました。変更前に参照してください。

aokomoriuta15:12, 7 December 2010
 

何が相反するんでしょうか。やたらと原文に厳格だから意訳がかなり排除されているのだと申し上げています。「無作為ページ」は原文の「random page」をそのまま訳すからおかしなことになった事例です。どういう機能か簡潔に説明しようとすればこういう訳は出ないはずです。

もちろん訳語の揺れを少なくするという考え方そのものに異論を唱えているわけではありません。ただ、翻訳に原文への忠実さを求めている状態で、原文にない表現がことごとく排除されているため、パッと見ただけでは分からないようなメッセージになっていることを問題と考えています。en->jaと言うのがまず全く構造の異なる言語への翻訳であり、原文には省略表現などもあるわけですから、必要に応じて意味を補う必要があるでしょう。日本語訳を行う際に省略出来る語はあっても、原文で省略されたものを補ってはいけない状態では無理があります。

Marine-Blue [ talk contribs ]01:30, 8 December 2010

すみません。誤読していました。

仰ることには異論ないです。Portal:Ja/Translation_Guideline/MediaWiki#原文の尊重に追記しておくことで(ガイドライン上の)問題は解決すると思いますが、加筆をお願いしていいですか?

iwaim05:09, 8 December 2010

追記じゃちょっと厳しいでしょう。現在の指針はひとつひとつの「言葉」を何よりも尊重するよう求めている内容です。全く違う構造の言語なのに、原文と訳文に含まれる単語が一対一になることを強く求めたのが今回の問題なのです。元の言葉はもちろん大事ですし、ちゃんと要所要所を抑えなければなりません。意訳であっても本当に同じ意味かと首をかしげたくなるほど大胆なものは当然不要です。ただ、「言葉」を最優先するなと言っているのです。「原文の尊重」ではダメだ、と。

機械が翻訳するわけではなく人間が翻訳するのですから、逐語訳である必要はありません。原文の意味を理解するよう心がけ、先ず何よりも「使う側が理解出来る」内容とすることを重視すべきです。元の語が違っていても、指し示す対象が同じであれば同じ訳語を適用するくらいの柔軟さはあっていいでしょう。

元の考えとそれに対する反対者の考えを踏まえつつ指針を書き換えて行こうかと思いますが、追記では済まない、と言うことを申し上げておきます。

Marine-Blue [ talk contribs ]07:41, 8 December 2010

私はそれなりにソフトウェアの翻訳にかかわっていますけども、用語の揺れは非常に多くの問題を孕んでいると認識しています。《「原文の尊重」ではダメだ、と》という意見にはまったく賛同できません。もちろん、《原文と訳文に含まれる単語が一対一になること》ということが必ず言えるということはMarine-Blueさんの仰るように当然ありませんし、必ずしも原文と同じ文書構成が最適ということは言えません。それは言語が異なるので当たり前といえば当たり前です。しかしながら、《「原文の尊重」ではダメだ》と言い切るのもまた、ダメじゃないかなー、と思っています。大事なのはさじ加減ですよ。(まあ、それは理解なさっていて、そういう意味で書いているのかもしれませんが、一応指摘しておく)

加筆じゃなくて改変でもいいのでざっと書き換えていただいた方がいいと思いますのでよろしくお願いします。たぶんそれをたたき台にして、どのあたりが落としどころになるのかということを検討していけばいいんじゃないかと。

iwaim10:50, 8 December 2010
 

単語を1対1にしておく意味の1つは、元メッセージが使い分けている以上、そこの使い分け(元メッセージの作者≒開発者の意図)を翻訳にもきちんと反映させることが目的です。

もちろん、利用する側にとって使いやすくというのも重要ですが、一方で、元メッセージの意図をきちんと劣化することなく伝えるということも重要です(お分かりだと思いますが。 どちらが先かというのは、議論してもなかなか答えがでないところでしょうが、私個人としては、元メッセージの意図を伝えられない地域化/翻訳に意味はないと考えます。

また、この辺りは理解されていると思いますがあえて追記しておくと、「原文を尊重する」ことは、必ずしも「逐語訳をする」こととは等しくありません。「原文を尊重」はあくまで「原文(の伝えようとしていること)を尊重する」であり、その文章構造その他をそのまま反映させろと求めてはいません。


あと、指針の書き換えは、追記ではなく全面改稿でも問題ありません。 しかし注意しておいてください。この指針はなによりも「迷った時の判断材料」にするためのもの、つまり、MediaWikiの翻訳(あるいは、translatewiki.net)の雰囲気に慣れていない人たちが参考にするものです。そういった人たちにとって役に立つ(「くうきよめ」ではなく、具体的に判断できる)助言をお願いします。

aokomoriuta15:17, 8 December 2010

実際の訳が殆ど逐語訳としか言えないほど悲惨なものだと申し上げております。原文そのままに翻訳しろと言うから原文に含まれる言葉しか翻訳できないことになって逐語訳にしかなってない、と。「元メッセージの意図を伝えられない地域化/翻訳に意味はない」とおっしゃいますが、実際にあなたの翻訳は言葉ばかりに重きを置いて意味が分かりにくくなっているから問題になっているのです。自分の訳に対するクレームについてどう考えているのでしょう。

「原文中にない情報を追加したり、存在する情報を翻訳しなかったりしないでください」のどこが原文の伝えようとすることを尊重してるんでしょうか。原文を言葉通りに翻訳しろと言う意味にしか取れません。実際に翻訳された文章を見ても原文の言葉ばかりを重視する内容となっており、無駄な制約が掛かって分かりづらい文章になっています。

迷った時の判断材料と言う点については了承いたしました。

Marine-Blue [ talk contribs ]04:43, 9 December 2010

「酷い翻訳だ」と指摘されたことについては、素直に反省し受け止めています。が、一方で、それは果たしてどこまでが単純な「変更に対する拒絶反応」なのか、測りかねています。 基本的にtranslatewiki.netも「ウィキ」ですから、変更に対して問題があると思われたら、それに対して修正を加えていただければ良いわけです。ここで曖昧にクレームを言われるよりも、そちらのほうがお互い手間も時間も省けます。

「原文を言葉通りに翻訳しろ」という意味にしかとれないように誤解されるのであれば、たぶんおそらく、指針の意図していることをうまく伝えきれていないのかもしれません。その点に関しては、指針の書き方も改善する必要があると思います。 しかし一方で、原文の意味するところのみを抽出し翻訳してそのまま伝えようとした場合に、それが非常に分かりづらいものであるならば、それは原文から修正されるべきで、翻訳だけで対応することは、むしろMediaWikiの使用感の改善には役立ちません。それが「原文を尊重しろ」という意味です。

aokomoriuta07:27, 9 December 2010

「変更に対する拒絶反応」などという解釈をしている時点で、「素直に反省し受け止め」られていません。

ただただ、翻訳が酷いのです。青子守歌さんが日本語話者であるのかすら自信がなくなるほど酷いのです。 誰がやったのか確認するまでは「荒らしか!?」と思うほど、酷いのです。

はっきり言って、青子守歌さんがするくらいなら、「誰もやらない」すなわち英語のままほうが「はるかに」マシです。 ですから、もし、これ以上まだ何か主張したり弁解したりするつもりでしたら、青子守歌さんにはここから撤退して いただいたほうが良いと思います。


(昨年、translatewikiのやり方が「気に食わない」として撤退しましたが、ちょっとあまりに酷いので  年内を限度に一時的に復帰することにします。)

Hisagi12:12, 9 December 2010

私が撤退すること自体は、別に私は気にしませんが、しかしその後MediaWikiの地域化が正常に進むことが保証されない限り、さすがに放置するわけにはいきません。

つまり、私を撤退させたいのであれば、Hisagiさんなりほかの方々でも構いませんから、地域化を正常に動くことを見せてください。そしたら、「撤退しろ」などと言われなくても、撤退していくでしょう。 正直、他の方々にやっていただいたほうが、自分もその分、他にやることをやれるので、助かります。

これだけ意見を言えるのですから、それぐらい出来ますよね?

aokomoriuta12:34, 9 December 2010

それは反論になってない。その訳で推し進められるくらいなら、正常に動かない方がましだ、という指摘だと思う。

Ks aka 9818:45, 9 December 2010
 
> これだけ意見を言えるのですから、それぐらい出来ますよね?

私が日本語化作業をやるとは言っていませんし、そのつもりはありませんが。

青子守歌さんがやらない、というだけで一歩「正常化」が進むと思います。奇妙な「日本語(?)」なら英語のほうが良いし、もし誰かが参加してくれれば(それが誰であれ、どんなものであれ)少しは良いものになるだろうと確信しています。というか、これ以上ひどいものだったら即時差し戻し以外の選択肢はあり得ません。

Hisagi13:32, 10 December 2010
 
 
 
 
 
 
 
 

MediaWiki側の要請でなければ、訳語の揺れを少なくするという考え方以外の部分、特に原文の尊重の部分については同意できません。 そもそも、MediaWikiの地域化の目的の一つには英語を母国語としない人たちに、MediaWikiの導入を容易にし英語以外での使用を推進する事を目的として導入されていると聞き及んでおり、当該方針で翻訳するものはそれから大きくかけ離れるものであると考えます。自然な日本語になるようにするためには必要に応じて言葉を加えたり除いたりする必要があります。 また日本語には古来外来語を自分たちの言葉として取り込んできた歴史があります。一般的に通用する言葉として日本語にすることを行ってきました、したがって安易な漢字化よりもカタカナ語の方が好ましいものもあるともいます。したがって訳語についても再度見直しが必要であると考えます。

Vigorous action08:29, 8 December 2010

単語を付け加えることは、必ずしも原文の尊重の否定にはつながりません。重要なことは「同じ意味、意図」のメッセージにすることであり、それが「地域化」です。 ですから、「同じ意味、意図」にするためには、時には単語を付け加えたりする必要があるでしょう。現時点の指針(そして私自身の考え)は、そのような技術的手法を排除しようという方向性ではありません。

訳語について、といいいますか、地域化全般についての話ですが、技術マニュアルの翻訳の方法などの本を読んでいただくと分かるかと思いますが、大抵の場合、翻訳者はその製品や機能に精通しており、関連語への理解も深いはずです。 ですから、「これぐらい一般人にも分かるだろう」と自分が思う地点よりもう1歩ふみ込んだ翻訳を心がけることは重要です。もちろん程度はあるので(そして私自身、どちらかというと踏み込むことに重きを置いていると自分でも認識しています)、その辺り「どこまでが許容範囲か」は、色々な人の意見を聞いて個別に最終的に調整しなければなりません。

aokomoriuta15:56, 8 December 2010

単語を加減する事は、原文にない情報の追加および、除去に該当する。と考えますがいかがですか?

またあなたの訳は別でも指摘されてますが原文にこだわり、まったく日本語として意味の通じないものすらあります。はっきり言わせてもらうとmediawiki日本語化に対しての破壊行為であるとすら私は感じています。

Vigorous action03:31, 9 December 2010

ですから、それは該当しないと言っているのです。例えば、英語でyouと書かれていても、日本語で(相手がお客様ならともかく)それを「あなた様」と訳さない方が自然になることがほとんどです。また、同じ意味のメッセージであっても、表現が違う(単語が違う)ことがあっても別段不思議ではありません。

破壊行為であるという指摘は真摯に受け止めますが、であるなら、修正を加えていただければよろしいかと。それと翻訳指針の方向性とはまた次元の違う話です。

aokomoriuta07:17, 9 December 2010
 
 
 
 

w:ja:利用者:青子守歌/12月第1週のMediaWikiシステムメッセージ変更についてから来ました。

訳語を一貫させるというのは大事なことだとおもいます。しかし、原語 (この場合英語) がおなじでも文脈によって訳し分けたい場合とか、逆に原語が違ってもあえて同じ訳語をあてるばあいなどもあります。それを確定させるには、コーパスというか用語集というか、そういうものが必要になります。表ページの単語対応表がそうですね。

今回の変更は全般的なものですから、指摘された箇所だけに対応すればよいわけではありません。たとえば今回、特別:リンク元の表示で「テンプレート呼び出し」が「参照読み込み」に変わっていますが、transclude(-sion) にあたる言葉はあちこちでつかわれているわけで、個別に指摘してもしかたがありません。

たとえば、このソフトウェア国際化プロジェクト[1]ではtranslatewiki.netとはちがう翻訳システムをつかっていますが、翻訳そのものとは別にterminologyというものを設けていて、基本用語を統一してから翻訳にとりかかるようにしています。こういった作業を具体的にになうかたはいらっしゃいますか。

Hatukanezumi13:59, 10 December 2010