翻訳:MediaWiki/基本用語集:序文

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このページには、基本的な MediaWiki 用語集について、背景情報の詳細を載せています。

なぜこのリストが必要?

  1. ボランティアの翻訳者が体験する現地化(ローカリゼーション)を便利に実現するため。
  2. MediaWiki のエンド ユーザーに向け、読み取りやすく編集しやすい、一貫した学習経験を実現します。
  3. それを実行するのは、MediaWiki の現地化 (ローカリゼーション) の伝統がすでに根づいた言語版と、新しい言語でこれから MediaWiki の利用者コミュニティに参加を望むところの両方です。

新しい言語に翻訳する人にとって、どう役立つの?

ウィキペディアは20年以上の歴史があり、MediaWiki を設けるきっかけとなったプロジェクトです。多言語で大きな成功を収めています。したがって MediaWiki そのものは、これまでで最もローカライズが大規模に進んだソフトウェアの1つに数えられます。

この成功に加わろうと志す言語はますます増えてい流のに、参加希望の新しい言語で訳語を決めることを難しくしている要因があります。一覧は長くなり、難しい用語ばかりか文全体を含むため、新しく現地化(ローカライズ)に取り組む翻訳ボランティアのプレッシャーになっています。

そのせいで効率が悪くなってしまいます。ローカライズ担当者は必ずしもコンピュータの専門家ではないし、ユーザー・インターフェースの文中に新しい用語が次つぎと増えており、翻訳作業では原文を読みながら、ウェブページを切り替え、用語一覧で適切な訳語を探さなければなりません。そこで翻訳の手順としては、実際に MediaWiki のメッセージよりも先に、いちばん基本的な用語をまず一括して翻訳する方が、実利的な場合があります。

これにはコミュニティという社会を築く側面もあります。コミュニティの参加者が自分の言語でウィキの編集を議論するとき、一貫した用語集が揃っているなら、外部のウィキあるいはコミュニティに依存しなくても、きちんんと会話を尽くすことができます。

すでに長年、翻訳の確立した言語版へ MediaWiki を訳す場合、翻訳者の役に立ちますか?

持続可能性、効率性、相互検証にとって、より多くの人が翻訳に取り組むとは、常に望ましいのです。一部の言語では、同じ少人数の翻訳者グループが、何年にもわたってすべてのローカライズ作業をボランティアで担ってきました。その仕事は素晴らしいし、新しい人にも参加しやすい方がより適切なはずです。

ボランティアで翻訳をする人は善意があり、対訳の言語をよく理解しているでしょうけれど、経験が足りないために用語にブレが出てしまうかもしれません。締めくくりとして、翻訳が確立した言語版であっても、タイミングを見て用語の洗い直しをすることは有益であると考えられます。

この一覧に「ファイル」や「アップロード」など基本の一般的なコンピューター用語も入れてある理由は?

特に確立された言語版では、これらは不要に思えるとしても、中には MediaWiki 固有の意味を備えた用語があるからです。

それに加えて多くの場合、MediaWiki は別の言語に翻訳された初の、または第一陣のソフトウェアの1つであり、MediaWiki を翻訳する言語版には、こういう基本的な用語さえないのです。

これは、より確立された言語にも役立ち、一部の用語は特定の言語への正しい翻訳がいくつか揃った場合があるものの、ウィキのその言語版の編集者コミュニティでは特定の翻訳のみ使っています。