Project:Terminology gadget/ja
terminology ガジェットは、翻訳者が翻訳と使用法の注記を一元的に保管できるようにし、これらの翻訳と使用法の注記を翻訳者が翻訳しているときに表示します。定義がある用語は英語の原文メッセージに異なる背景色で表示され、翻訳者にその用語に対して自分の言語での定義があることを視覚的に示します。
ガジェットは全員に対して既定で有効化されています。無効化したい場合は、自分の個人設定の「Gadgets」を訪れて無効化してください。
背景
このガジェットを作成するきっかけは、Arctic Knot Conference 2021 の議論から生まれました。そこで、一部の利用者が、より小さな言語への特定の用語の翻訳の難しさについて言及しました。一部の言語には、「ファイル」や「カテゴリ」といった、MediaWiki で頻繁に使用される技術用語に対応する単語が存在しない場合があります。そのため、彼らはどの単語を使用すべきかについて話し合う必要があります。さらに、1 つの結論に至ったとしても、次に翻訳を担当する人が前回の議論を知らなければ、同じ用語の翻訳にどの単語を使用すべきかわからない可能性があります。
ただし、一貫した用語を使う必要性は、小さな言語に限定されるものではありません。すべての言語で、英語の同じ用語に対して複数の翻訳が存在する場合があり、同じ文脈内で一貫性を保つことが常に利点となります。
動作方法
ガジェットは英語の原文メッセージ上で動作し、現在の言語に対して定義されている用語をスキャンします。見つかったら、凡例に対応する背景色でマークします。これらの用語のひとつにホバーすると、翻訳と、存在するならば、その用語に対して定義されている使用法の注記が表示されます。クリックして定義を編集したり、議論を開始したりできるメニューアイコンも表示されます。
用語を追加または編集するとき、定義はあなたの言語ポータルの terminology.json
という下位ページに保存されます。二つの例として Portal:Nb/terminology.json および Portal:Sms/terminology.json を参照するか、用語法についての完全な一覧についてこの検索を試してみてください。これらの JSON ページは手動で編集することを意図していませんが、どうしても必要なときには可能です。
「翻訳」または「使用法の注記」を編集するとき、完全なウィキ構文を使うことができます – 必要ならば、パーサー関数やテンプレートさえも使うことができます。
「リダイレクト言語」
言語コード全体を他の言語へのリダイレクトに設定することが可能です。これはいくつかの言語変種の間で使用される用語法を共有すべき場合に有用です。例えば、言語コード de
(ドイツ語) と de-ch
(スイスドイツ語) はおそらく同じ用語法を共有すべきなので、 de-ch
を de
へのリダイレクトとして設定することができます。
変種リダイレクトがある言語では、異なる変種に対して異なるものを表示あるいは強調表示したい場合には、特別な「マジックワード」 $VARIANT
をガジェットの翻訳および使用法の注記の欄で使うことができます。
凡例
- 用語 – このようにマークされている用語は、現在の言語に対して翻訳が保存されています。
- 用語 – このようにマークされている用語には、使用法の注記が添付されています。
- 用語 – このようにマークされている用語は、その言語のポータルトークページで議論されています。既に翻訳や添付された使用法の注記もあるかもしれません。
ギャラリー
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定義がある用語にホバーしたときの見た目。
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定義がない用語にホバーしたときの見た目。
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新しい用語を追加するダイアログ。
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既存の用語を編集するダイアログ。
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ポータルトークページで用語に関する議論を開始するダイアログ。
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用語一覧の見た目。
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ポータルトークページのエントリーの見た目。
ソースコード
ガジェットのソースコードはMediaWiki:Gadget-terminology.jsに、いくつかの追加のCSSはMediaWiki:Gadget-terminology.cssにあります。
フィードバック
ガジェットに関して何らかのフィードバック、コメントあるいはバグ報告があれば、トークページに投稿してください。